スピッツ真依ちゃんの命440万円
ペット医療過誤裁判の人間並み
出典 (読売weekly 2004年3月21日号90,91P)
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上記記事の裁判は、2004年5月10日東京地方裁判所で判決が下されました。以下がその判決記事です。
愛犬の医療過誤死、異例の高額80万円支払い命令
飼い犬が死んだのは獣医師のミスが原因として、東京都大田区の会社員夫婦が、同区の中馬獣医科病院の院長らに約440万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は10日、慰謝料など約80万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
福田剛久裁判長は「きめ細かな治療をしていれば死を避けられた。夫婦は犬を子どものようにかわいがっており、精神的苦痛は非常に大きい」と述べた。原告側弁護士によると、ペットの医療過誤訴訟の賠償額としては高額という。
判決によると、夫婦が飼っていた雌のスピッツは、9歳だった2002年12月、静岡県を旅行中に動物病院で診てもらったところ、糖尿病と診断された。このため、夫婦は東京に戻り、中馬獣医科病院へ入院させたが5日後に死んだ。判決は「緊急治療が必要で、遅くとも入院翌日からインスリンを投与すべきだったが、獣医師は怠った」と指摘した。
ペットの医療過誤を巡る高額賠償では、宇都宮地裁が2002年、避妊手術で死亡した猫の慰謝料などとして約90万円の支払いを命じた例などがある。
中馬寛院長の話「医療方法は経験上、適切だったと思っている。控訴するか弁護士と相談して決めたい」
【讀賣新聞記事 2004年(平成16年)5月11日(火曜日)14版 社会 35ページ)】
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